もしもピアノが弾けたなら

僕の心の真ん中には、いつもピアノが奏でられていた。


出逢いは、やっぱりサティーかな…


後、西村由紀江のピアノも大好きです。


もちろん、弾けるようになりたくて教室にも通った事も一度だけあった。


そして、これも買った。


ヤマハ クラビノーバ


クラビノーバのスイッチをオンにして、目を閉じて弾くのが一番僕には合っていた。


結局…楽譜も読めなくて…。読む気もなくて…。


もしも、ピアノが弾けたなら…。


あの時、ピアノが弾けたら…君を、この腕の中で、今も、守れていたかもしれない…。


もう、何十年も昔の出来事だ…。


そして、僕は今、クラビノーバを手放すことにした。


僕のピアノは、心の中に存在する音だから。


実際には、弾けない音だった。


サティーの様に、西村由紀江の様に、まして、ショパンの様に…弾く要素を、僕は持ち合わせていない。


だから。僕は、クラビノーバを、カポの出逢いの場所。くあふぉりに置く事にした。


誰かに弾いてもらえるクラビノーバにしたい。主に、セタポンにね。


『クラビノーバ。永い年月、仕舞い込んでしまい、本当ごめんなさい。』


明日。クラビノーバは、カポ結成の場所。くあふぉりに、旅立つ。


今。iPhoneから流れる、西村由紀恵のピアノを聴いて想う。


僕は、心の中に奏でるピアノの旋律を感じギター伴奏に変え歌う事が出来る。


それが、今の僕。


もしも、ピアノが弾けたなら…


抱けたかな…。わからない。


僕は、今日も音を抱き続けている。


いつか…


いつか…


ピアノの旋律の様な、君の声を…


…。


聴きたい…

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